日本の四季 project
「日本の四季~みんなで組曲を作ろう!~」とは?
2020年、新型コロナウィルスが広がり大好きなオーケストラができなくなった。友達とアンサンブルをすることもできない。でも、そんな時だって音楽と接し続けたいという想いからはじまった企画です。
趣味で楽器演奏をしているみなさんから、四季折々の日本の自然や風習、季節の記憶や思い出をメロディにして頂きました。そのメロディから「日本の四季」の組曲を作るのがこのプロジェクトです。
そしていつか、この曲を多く方に楽しんで頂けたら嬉しいです。編曲してくださるのは、指揮者の木下麻由加先生です。
【お知らせ】2023年9月、12曲からなる組曲が完成しました。
組曲発表
「日本の四季」は下記ページからお聴き頂けます。
組曲:1月~6月
組曲:7月~12月
お寄せ頂いたメロディ
1フレーズ8小節を1単位にして、各月下記を前提にみなさんからメロディを募りました。お寄せ頂いたメロディはこちらでご紹介しています。
♪1月…ニ短調、4分の3拍子、Moderato
♪2月…ト長調、4分の2拍子、Allegro
♪3月…ロ短調、4分の4拍子、Lento
♪4月…イ長調、4分の3拍子、Andante cantabile
♪5月…変ロ長調、4分の2拍子、Vivace
♪6月…イ短調、8分の6拍子、Andante
♪7月…ヘ短調、4分の4拍子、Presto
♪8月…ホ長調、4分の4拍子、Allegro appassionato
♪9月…ホ短調、4分の2拍子、Andante
♪10月…ハ長調、8分の6拍子、Allegro moderato
♪11月…ト短調、4分の3拍子、Adagio
♪12月…ニ長調、4分の4拍子、Allegretto
「日本の四季」を演奏したい方、お知らせください。
「日本の四季」を多くの方に演奏して頂きたいと思っています。ご連絡お待ちしています。
木下麻由加先生のご紹介
組曲を作ってくださるのは指揮者の木下麻由加先生です。木下先生には「平日の午後のオーケストラ(関西)」でもお世話になっています。
2010年神戸大学発達科学部人間表現学科卒業。スカンジナビア・ニッポン・ササカワ財団より助成を受け、デンマークに留学。2014年デンマーク王立音楽アカデミー指揮科卒業。
2012年及び2013年ウクライナ国際マスタークラス修了。修了演奏会にてチェルニーゴフフィルハーモニー交響楽団を指揮し、ロシア音楽奨励賞を受賞。
2019年公益財団法人山田貞夫音楽財団指揮者オーディションにて、山田貞夫音楽賞、特選、聴衆賞を受賞。受賞者演奏会にてセントラル愛知交響楽団を指揮。
第14回橋本市文化奨励賞受賞。(2019年和歌山)
現在複数のオーケストラ、オペラ団体、吹奏楽団、弦楽合奏団の客演指揮及び合奏トレーナー、副指揮を務める。また、C・Nielsenを中心とする北欧作曲家の研究をおこなっている。
指揮を斉田好男、高谷光信、J・Fuglebæk、N・Sukaci、P・Larsen、ピアノを木下千代、伴奏法をN・Gade、作曲法をA・Brødsgård、音楽理論をG・Larsen各氏に師事。
プロジェクトの思い
2020年、新型コロナウィルスが広がりいつもの日常が過ごせなくなりました。誰にとっても困難がつづいた年です。日頃から楽器演奏を楽しんでいる私たちは、みんなといっしょに演奏することができなくなり、どこか満たされない気持ちでいました。こんな時にでも(こんな時だからこそ)、音楽と接し続ける企画が何かできないかと木下麻由加先生に相談し実現したのがこの「日本の四季~みんなで組曲を作ろう!」です。どなたにも季節から感じることや思い出があるかと思います。2020年は、いつもの年のようには過ごせないけれど、季節から感じることや思い出を大事にしながら困難な時を乗り越えたいという思いと、その先を希望に満ちた日々にできるようにという願いを込めてこのプロジェクトを始めました。みなさんから寄せて頂いたメロディから組曲(全12曲)ができていきます。日本の美しい四季を感じられる組曲です。この曲を多くの方に楽しんで頂けたら嬉しいです。(幹事こばやし)